【駅訪問】新幹線駅訪問 ~青森・七戸十和田駅~
こんにちは。かなり久しぶりの投稿になると思います。
先日、東北新幹線の駅の一つで、まだ筆者が未訪問だった、青森県の
七戸十和田駅(しちのへとわだ)
に初訪問してきました。
前回の記事で紹介した、東北新幹線の駅でまだ訪問していない駅の一つであり、新しい発見ができたので、今回はこの駅のことを紹介しようと思います。
前回の記事へはこちらから↓
1 七戸十和田駅とは
七戸十和田駅は、青森県上北郡七戸町(しちのへまち)にある、JR東日本の駅です。東北新幹線のみが乗り入れており、この駅からは、仙台・東京方面、新青森・新函館北斗方面へ移動することができます。
七戸十和田駅は、2010年12月に東北新幹線の八戸~新青森間が開業した時、その間に新しく新設された駅であり、ガラス張りの近未来的な駅舎が印象的です。
2 駅舎内のようす
七戸十和田駅は、駅出入り口の北口と南口を挟む形で新幹線の改札口がある構造になっています。のりばは、
改札をくぐると、ホームにつながるエスカレーター・エレベーター・階段があるのですが、なんと、改札口は建物の2階、ホームは1階となっており、新幹線駅では珍しい、橋上駅という構造になっています。
また七戸十和田駅は、通過する新幹線もあるため、安全上の観点からホームドアが装備されています。新幹線到着時に扉が開き、発車と同時に閉まる仕組みになっています。
改札の外には、みどりの窓口や指定席券売機、トイレがあります。売店も一か所ありますが、NEWDAYSやキヨスクではありませんので、気を付けましょう。
(でもお土産品などはかなり充実していましたよ!)
なお、改札の中には、トイレや売店はありません!よく確認してから、改札の中に入るようにしましょう。(駅員さんに申し出ればトイレには行けるそうですが…)
3 駅周辺のようす
駅周辺にはさまざまな施設があります。
・イオン 七戸十和田駅前店
なんと、駅前にイオンがあるのです。お店や駐車場もとても大きく、見たときはすごいなと思いました。
朝から夜遅くまで営業しているとのことですので、もしエキナカのお土産屋さんが閉店した後でも、買い物に行くことができます。ありがたいですね。
・道の駅 しちのへ
七戸十和田駅のすぐ近くを、国道4号線が通っていることもあり、道の駅が設置されています。ここには、鷹山宇一記念美術館があり、列車までの時間を思い思いに楽しむことができると思います。また産直もあり、地元のとれたての野菜を買うならここが一番です。
・七戸町観光交流センター
この施設は、七戸十和田駅に隣接する形であり、中にはレンタサイクルや観光案内所、カフェなどがあり、七戸町の観光スポットを探すのにはもってこいの場所です。筆者が訪問した時間が朝早いこともあってか、上記の施設はすべて閉まっていました。
また、駅ピアノが設置されており、自由に演奏することができます。
また、観光交流センターと駅を結ぶ通路には、「七戸はやぶさPR隊」の顔はめパネルが設置されていました。東北新幹線が新青森駅まで開業した時、このPR隊が車内に登場して大きな話題を呼んだことが記憶に新しいです。
このような地域おこしのような地元有志の活動に筆者は興味があり、今後調査していきたいと思っています。
・七戸十和田駅駐車場
駅の南口に1ヶ所、北口に2ヶ所、駐車場が設けられています。いずれの駐車場も24時間入出庫ができ、料金は下のようになります。
- 30分まで:無料
- 2時間まで:100円
- 24時間まで:200円
24時間を超えると、そこからは24時間ごとに+300円となります。
また、料金精算時、紙幣は1000円札のみが使用できるそうなので、事前に準備をしておきましょう。
※なお、北口の2ヶ所の駐車場のうち1ヶ所は、予約・定期専用です。
詳しい情報は、七戸町のサイトから↓
4 おわりに
七戸十和田駅は、当初は駅が所在する七戸町をもとに、「七戸駅」となる予定でした。しかし、当時の七戸町長さんが、
「駅ができるのは周辺地域の協力があってこそだから、それを無視して『七戸駅』にすることはできない」
という意見を述べたという記事を見たことがあります。
筆者はこれを見て「七戸町だけではなく、周辺の地域とともに歩んでいく駅にしたい」という町長さんの熱意が感じられ、感動しました。
今回の訪問で、上の言葉の通り、周辺の地域からたくさんのお客さんがこの駅を利用し、愛されていることが分かりました。皆さんもぜひ七戸十和田駅で下車し、七戸町や周辺の観光スポットで楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。